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突然心停止(SCA)における"早期認識"の大切さ

(Credit to AP) 前回の記事に書いたエリクセンの一件があってから、突然心停止(SCA; Sudden Cardiac Arrest)について色々と文献を読んでいます。 しばらくSports Medicineの仕事からは離れているので、結構忘れていることも多いなと...

怪我をした時に「いつから」患部を動かすリハビリを開始するべきか。

スポーツ傷害、特に急性の怪我において、長年 "gold standard"として使われてきたRICEについて、これまで二つの記事にわたって、その是非について話をしてきました。 それらを読んでくださった方々は、すでにお分かりだと思いますが(伝わっていて欲しい)、より効果的にリ...

日本での社会人一年目。スポーツ医科学に関わる専門家として思うこと。

去年2020年の二月。 「中国でコロナとか言う謎のウィルスが流行ってきているらしい」 と、アメリカでもにわかにニュースになり始めた頃、約7年ぶりに私は日本に本帰国しました。それから早いモノで一年が過ぎようとしています。 社会人として初めての日本での生活。久方ぶりの日本での生...

スポーツ脳震盪に伴う6つの症状別分類。

今回はスポーツ脳震盪という診断名はひとつだけど、実は患者さんの症状を細かく評価して分類分けすることによって、トリートメントやリハビリをより個別化して適切な回復を促すことができるのでは?というお話しです。 約2年前にEastern Athletic Trainers'...

VOMS - アスレティックトレーナー が知っておきたいスポーツ脳震盪の評価ツール

以前投稿したスポーツ脳震盪評価に関する記事、 「アスレティックトレーナー の為のスポーツ脳震盪評価:オンフィールド編」 「アスレティックトレーナー の為のスポーツ脳震盪評価: オフフィールド編」 では、SCAT 5を中心にオンフィールドとオフフィールドの評価について、私...

RICE処置のアップデート/アップグレード

前回の記事ではRICEの誤った使い方による弊害について私の個人的な考えを含めて話しました。 タイトルにはアップデート・アップグレードとしていますが、スポーツ医学の世界では決して真新しい情報でもなんでもなく、RICEの概念が提唱されてから何年も議論されてきた話です。...

スポーツ傷害と誤ったRICE処置による弊害

スポーツをやっている人にとって、怪我は避けて通るのが難しいものです。 特に競技レベルが上がるほど、それだけ運動強度は上がり、怪我のリスクは高まります。 一般的に、怪我をした時はそれが酷ければ整形外科に行ったり、治療院に行ったりすると思うのですが、そこで「1週間は安静にしまし...

ウォームアップにジョギングは必要か?

久しぶりの更新です。いざ記事を書こうとすると「あの文献も引用した方が良いかな」など、色々と考えて書いてしまうので、かなり内容の濃い、悪く言えば長ったらしいブログになってしまうこともあります。 更に、エビデンスをしっかりと盛り込もうとするとある程度論文を読んでからでないとかけ...

アスレティックトレーナー の為のスポーツ脳震盪評価: オフフィールド編

前回はオンフィールドにおけるスポーツ脳震盪の評価についてまとめましたが今回はオフフィールド評価についてです。 オンフィールド評価、特に試合中は様々なプレッシャーがある為、手際良く且的確に評価を行う為には沢山の訓練が必要になります。...

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