怪我をした時に「いつから」患部を動かすリハビリを開始するべきか。
スポーツ傷害、特に急性の怪我において、長年 "gold standard"として使われてきたRICEについて、これまで二つの記事にわたって、その是非について話をしてきました。 それらを読んでくださった方々は、すでにお分かりだと思いますが(伝わっていて欲しい)、より効果的にリ...
スポーツ傷害、特に急性の怪我において、長年 "gold standard"として使われてきたRICEについて、これまで二つの記事にわたって、その是非について話をしてきました。 それらを読んでくださった方々は、すでにお分かりだと思いますが(伝わっていて欲しい)、より効果的にリ...
今回はスポーツ脳震盪という診断名はひとつだけど、実は患者さんの症状を細かく評価して分類分けすることによって、トリートメントやリハビリをより個別化して適切な回復を促すことができるのでは?というお話しです。 約2年前にEastern Athletic Trainers'...
以前投稿したスポーツ脳震盪評価に関する記事、 「アスレティックトレーナー の為のスポーツ脳震盪評価:オンフィールド編」 「アスレティックトレーナー の為のスポーツ脳震盪評価: オフフィールド編」 では、SCAT 5を中心にオンフィールドとオフフィールドの評価について、私...
前回の記事ではRICEの誤った使い方による弊害について私の個人的な考えを含めて話しました。 タイトルにはアップデート・アップグレードとしていますが、スポーツ医学の世界では決して真新しい情報でもなんでもなく、RICEの概念が提唱されてから何年も議論されてきた話です。...
スポーツをやっている人にとって、怪我は避けて通るのが難しいものです。 特に競技レベルが上がるほど、それだけ運動強度は上がり、怪我のリスクは高まります。 一般的に、怪我をした時はそれが酷ければ整形外科に行ったり、治療院に行ったりすると思うのですが、そこで「1週間は安静にしまし...
アスレティックトレーナー にとって傷害評価は大きな責務の一つであり、非常に大切なスキルです。特に、コンタクトを伴うスポーツに置いてスポーツ脳震盪は避けては通れない道であり、スポーツの現場に最も近い専門家の一人としてスポーツ脳震盪の評価には精通していなければなりません。...
スポーツ、特にコンタクトスポーツに置いて何かと話題に挙げられる脳震盪。2015年には「Concussion」というウィル・スミス主役の映画が公開されて、スポーツ界はもちろんアスレティックトレーニング業界においても非常に話題になりました。...
(Credit: Los Angeles Daily News) 前回の記事は、スポーツ活動中に起こる突然死 (Sudden Death)についてでした。今回の記事では突然死の一つの原因である心停止(Sudden Cardiac Arrest)による死亡、心臓突然死...
前回の記事ではスポーツ選手の命を守るために必要不可欠なEmergency Action Planについて、少し掘り下げて話をしました。順番が逆だったような気もしますが、今回は「スポーツ選手の命を守る」ことに関連して、スポーツ活動中に起こりうる「突然死」について話をしたいと思...
皆さんはEmergency Action Planという言葉を聞いたことはあるでしょうか。これはEAPと略され、アスレティックトレーナーとしては必ず知っておかなければならない用語で、どんな現場でも必ず用意されているものです。 アメリカでは、アスレティックトレーナー...
今現在、日本でアスレティックトレーナー になりたいと考える際に、もっともそれに応じた資格といえば「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 」です。 実際、Googleで「アスレティックトレーナー 」と検索すると、ウィキペディアの次に出てくるのがこの日本スポーツ協会公認...
当ウェブサイトを始めるにあたり、どのような記事から書き始めようかと考えたのですが、まずは私の仕事である「アスレティックトレーナー」が、一体どういった職業なのかということをご紹介しようと思います。 アスレティックトレーナー/アスレティックトレーニングに興味のある方、それを志す...